下の動画はウクライナTVによるロシア兵の略奪ぶりです。この動画は数日前までロシア占領下にあったキエフ周辺で撮られた。まず冒頭、ロシア軍が撤退した後に残していったランジェリーが道路上に散らばっているシーン。その跡を辿ると、どうやら近くの民家からごっそり略奪したもののようだ。
＞ロシアでは女性のランジェリーを見たことがないのか？
＞人が着た下着をロシア女性が着るのはフツーか？
と皮肉っている。
盗み聞きされているとも知らず、ロシア兵は電話会話で、
＞女性スニーカーだ、New Balance、サイズ３８、これはサフィアへ、と得意そうに報告。できたら、ラップトップを盗ってきたい。すると相手の女性は、サフィアが学校に通うようになれば、ラップトップもいるようになる、とクールに返答。何だ、この夫婦は！泥棒カップルか？
ロシア兵達はアパートに押し入り、あらゆる物を略奪。持ち逃げされた物はロシア兵の所有物に化けたのだ。ロシア兵達はTV、ラップトップ 、軽いもの重いもの何でも奪った。オオ、それからタイヤだ、真新しいX-Trail（日産）のタイヤをはずして持っていったんだ。
残されたロシア兵の背嚢にはさまざまなものが詰まっていた！アルコール類もその一つ。パンツやシャワージェルまである。人のパンツをはくのか？
しかし、もっとも欲しかったのは札だった。再びカップルの電話会話に戻っると、この兵士もウクライナ札を奪ってホクホクだ。中には使用できない廃札まで奪ったのがあった。
＞金を狙ってもの凄い額をあつめた兵が少なからずいるんだ、これで家のローンがかなり払いこめる、と電話のロシア兵はラッキーな兵士を羨んでいる。
ここから略奪された物がベラルーシで売られているのだ。もちろんロシアにも、ウクライナからの土産物だと言って送っている。
次は、チェチェン兵達が自国からの救援物資だと言って地下室などに隠れていた住民に食料を配給しているシーン。パン、ソーセージ、小麦粉。しかし小麦粉・ソーセージにはウクライナ産とプリントされている。チェチェンは最初爆撃し、店ごと略奪、そして分捕り品を配給だ。これでチェチェン軍は自分達をウクライナの解放者と自称している。
それだけではない、チェチェン領内でもウクライナに子弟を送っている親達にジャガイモ、玉ねぎ、パスタの特別配給をしているが、パスタはウクライナ産とプリントされている。それらがどこから来たかおわかりだろう。
