chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプ VS ストーミー・ダニエルズ : Make America Horny Again

初老のA氏(60才)は米国で超有名なセレブ、B嬢(27)はデカパイで有名なポルノスター。この二人はセレブ・ゴルフトーナメントで出会い、A氏はB嬢を自分のホテルルームに招き、そこで二人は合意のセックス。B嬢の動機はA氏がプロデュースしていた悪名高いTVショーに出演できそうだと思った、or  思わされたからだそうです。ところが、一年後にTVショーの出演がダメになり、二人は疎遠に。しかし10年後にはこのA氏は大統領に立候補。最初から負け犬候補と予想されていました。ところが、投票日の数週間前に、A氏の弁護士からB嬢に、10年前のあのホテルでの出来事を口外しなければ、$130,000(=1360万)出すとの申し出が。B嬢は何も考えずにさっさと署名し、投票日の2週間前に、その金を受け取ったのです。しかしその契約には、もしB嬢が一回口外すれば、1億ドルの罰金を払うこと、という損害賠償条項がついていました。
現在のところ、B嬢は2回口外したとして2億ドルの損害賠償で告訴されています。ところが、B嬢は、契約書にはA氏の署名がない、だからこの契約は最初から成立していないと反論、この契約の無効解消を主張してA氏を逆告訴。
こうなると一体何がどうなっているのか、こちらの方が混乱してしまいます。
 
昨日3月25日にCBSでのストーミー・ダニエルズの初のTVインタビューを200万人が見たそうですが、実は私もその一人です。上の初老のA氏とは、もちろん我らの恥ずべき大統領トランプ、B嬢とは只今 ‟ Make America Horny Again”(=再びアメリカを発情させよう)という極めていかがわしいタイトルをひっさげ全米各地のナイトクラブで興行中のストーミー・ダニエルズ嬢。
 
実はこのストーリーには裏があるのです。今年の2月に、大統領選挙のウォッチグループが米司法省と連邦選挙委員会にトランプ氏の選挙資金隠しについて公式に調査を要請しました。
これに関して、トランプの弁護士は、この契約は自分とストーミー嬢との契約であって、トランプには関係ない、出したカネは自分のもの、と全く高飛車な態度に出ているわけです。道理でトランプの署名がない筈です。トランプが署名していれば、彼は公職選挙法違反で逮捕です。これに対してカンカンなのはストーミー嬢。実際$130,000より高額な申し出があったのに、この契約をばか正直に守ってきたせいでそれを逃したわけですから。
しかし注目の的となったトランプ氏は、これはフェイクニュース、と早朝のtweet.。
ところで、たった一回のハンキーパンキーが$130,000というは、ギネスブックにのるべきではありませんか。下はストーミー嬢ですが、トランプ氏の二番目の奥さんのジョージア・ピーチことメープルさんに驚くほど似てませんか?メープルさんはボディーガードと浮気するなど好き勝手をして、トランプ氏から大金をせしめ、その後は固く口を閉じてます。

 

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