chuka's diary

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トランプのアメリカ:イラン騒動の後 その2

以下のコメント、ありがとうございます

イランはイラクに米軍基地攻撃を通知していた

イランによるイラクの米軍基地攻撃ですが、2時間ほど前にイラクに通知されています。退避の時間は十分あったので、人的被害は出ないのは当然です。(https://www.cnn.co.jp/world/35147775.html
また、ソレイマニ将軍は必ずしもイラク国民全員の英雄ではないようで、葬儀の群衆は当局により計画されたようです。現に、航空機の誤射で政権攻撃が始まっています。
 
まずご指摘のCNNサイトですが、記事が見当たりませんでした。
前ブログの現場からの動画では著名な戦場特派員、NBCのエンゲル記者は、イランの報復攻撃は軍内部の情報通達にもとずいて2時間前から準備を始めたと述べている。
私の書いた箇所、米国は事前にミサイル攻撃を察知、は米主要メディアから、海軍からミサイル探知装置を借りた、というのはメディア及びトランプ大統領自らが話していました。お分かりののように、イランからの事前通告については私の知る限り報道されていなかった。不思議です。最初から事前通告があったのなら、この報復劇は全くの茶番。確かにこれは戦争反対派にとっては素晴らしいニュースだ。
 
さらに検索すると、1月8日(米時間)にイラク首相がイラン側から米軍駐屯地を攻撃するという通報を受けた、と発表していることがわかりました。"The Hill" ではイラク首相はイランのミサイルが米軍基地攻撃をした直後に通知を受け取った、となっているが、他のメディアではほぼ同時、と書かれているがあった。
エンゲル記者は動画で、イラン人はこの損傷なしの報復攻撃を歓迎支持している、と報告している。しかしここで反政府デモを無責任に煽り立てると、かってのブッシュ(父)の二の舞になる怖れが大きい。サダム下でアメリカが助けてくれると信じたイラクのシーア派が局地的に反乱を起こし、サダム・フセインは武力で鎮圧。それまでイラク国内では双方とも共存していた。イラクのシーア派はその時の怨みも忘れていない。イラン政府はこれまで反政府の動きは逮捕・拘留・拷問・死刑で徹底的に弾圧してきた。これまでのリピートか、それともイランシーア派政府の緩和となるか、世界は注目しているが、この件に関しても先が読めない状況だ。