先週、ハリー王子は慈善の催し物に出席したのだが、その時のスピーチで自分の気持ちを吐露した。これは建前だが、本人は前から準備していたようで、真実は原稿読みだと誰かがイヤミな報道をしていた。
ハリーとメーガン夫妻が英国を逃げ出しカナダに本拠を移したいと言い出したこの騒ぎには "Megxit" =メグジットという名がつけられた。もちろんブレグジットをもじっている。 このメグジットは米でもメディアが大きく取り上げ日本でも大ゴシップニュースになっている。ここでハリー王子の生の声を聞いてみるのもいいだろう。下は彼のスピーチを抜粋したBBC動画で英字幕付き。
https://www.youtube.com/watch?v=LNvx6ghkAHg
Five takeaways from Prince Harry's speech - BBC News
"takeaway"は日本語で話のポイント、要点という意味。他の意味で "お持ち帰り"(レストラン)というのがあるのでご注意。
まずハリー王子は自分の口から出る言葉を聞いてくれ、と言っている。メディアの流言飛語にはノーということだ。
BBCなので私には誰か全く知らないが、この動画のキャスターが指す5つのポイントは
1Harry is not happy.
ハリー王子は女王様側の決定にはハッピーではない。彼はパートでこれまで通り公務を続けて行きたかった、つまり公の場で英王族として平民共にかしずかれたかった。しかし女王様は彼をリストラでバッサリ。
2 Not Meghan's fault.
メーガンのせいではない、もちろん、夫は妻を庇うのがアングロサクソン紳士のしきたり。離婚時に妻をクソみそにこき下ろす夫に王子様のつめの垢を煎じて飲ませたいと思っている妻も多いはず。
3 Harry's decision
彼がすべて決めたというが、これは真実ではないだろう、と私は思っている。
4 Royal role
これまで通り王室のメンバーとしてやんごとなき取り扱いをされたかったのだが、女王様側から"HRH"の称号を取り上げないが使うなという嫌がらせを受けた。これはメンバーをお仕置きする際に繰り返し使われてきた英王室の手だ。しかし痩せても枯れても英王室。王子様が路頭に迷うということは絶対にありえなーい!周囲の下手な勘繰りは辞めるべきだ。
5 The media
ハリー王子の母ダイアナはマスコミに殺された。マスコミは彼のトラウマに結びついている。しかしいつか互いに協力しあう日が来ることを期待している、とハリーは結ぶ。
しかし直後にカナダのメーガンの元に帰ったハリー王子は待ち構えていたパパラッチに大攻撃を受けた。もうただでは写真は撮らせない、とはハリー王子の厳しい警告。
いうまでもまく米側はほとんどがハリーとメーガンを応援している。
戦前エドワード8世は富豪でもない普通のアメリカ女性と結婚したいが為に強制的に退位させられている。その国民的恨みもまだ尾をひいている。
このままメーガン非難が悪化すれば米国での英王室に対する評判はガタ落ちになる。
今回のニュースを見ていて驚かされたのは、狂信的なメーガン・ヘイターの存在だ。メーガンヘイター達は、私達は税金を払っている、メーガンは王室にふさわしくない、英国から出ていけ、とすごい剣幕だ。ヘイト攻撃に遭遇したメーガン妃は日本の小室圭氏のように国外に逃亡。税金を払いたくなかったら、法を改正することがまず第一なのではないだろうか、と私は思うのだが、この人達は王室メンバーは彼らの奴隷だとでも見なしているのだ。
ところで下は拙英王室コレクション(?)の一つ。実はこれは知人のゴミでした。
ロンドンのHardysというキャンディー屋さんのもので、ブレックファースト・ティーの40袋入りだそうです。日本円で715円。その時一緒に渡された缶入り英国紅茶は飲んでしまいましたが、中々よかった。これ飲むか飲まないかまだ決めかねています。