米国ではまだ当分、自己隔離= social distancing が続く見込みです。多くの人々はメディアやSNS(=social networking site) で不安を訴えている。
ここで想い出したのは、”S.O.S"、2015のフレンチポップスの大ヒット曲。歌っているのは、ミレニアム世代のフレンチポップスの女王、インディラ。
名からも顔からも察しられるように、彼女は従来のフレンチ・シンガーではない。
彼女は北アフリカとカンボジア系のDNAの持ち主。しかし、自分はインド系でインド大好き、というのでインディラと名乗っているそうだ。家族についてはメディアに明らかにしていない、同業者の旦那がいるらしい、というのを除いて。
インディラの歌にはエキゾティックさと哀愁が一杯。しかし、それは北アフリカからか、オリエンタルからなのか?そこには国籍不明のミステリーがある。私はそれにたまらなく惹かれてしまう。が、これは私だけではないようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=m65jhGwtWrg
S.O.S!
降参だわ!地に墜落!
助けを求める私の声、あなたに聞こえる? 誰か、聞こえてるの!
自分を見失う寸前だわ。
もう自分ではあきらめてる、けど、そんならあっちへ行け、なんて言わないで。
私はもう前の私じゃないのよ
私はもうはるか下に落ちてしまった
誰も私を見失ってしまった
その他大勢の中に沈んでしまい、虚しさと闘っている
そして、冷たさ!
冷たさと闘っている
出来るならカム・バックしたい、でもうまくいかない
私は無価値で、無名
私は深い悲しみの王国
囚人として閉じこもることが唯一の武器
鉄格子からもれる光を見、空がどんなに素晴らしいか
感嘆の声をあげる、
牢獄にこだまのように響く私の声
あなたにはそれが聞こえないの?
アメリカ人は、一人でも人命が救えたら、と皆一致して、自己隔離をしている。しかし、これをしないアメリカ人がいる。それはトランプだ。いつも側近を引き連れ、ペンスの部下から陽性が出ても屁のカッパ。この御老体、ひょっとして不死身なのか?
誤報をまき散らすトランプ報告のTV報道を止めろ、という人々の抗議も全く効く耳持たず。
2005年のハリケーン・カトリーナでは、病院崩壊が発生し、その後、病院・医師が起訴され裁判沙汰になっている。店舗の略奪や無法地帯と化した避難所は都市伝説になった。しかし、今回はそういった出来事もないようで、これだけは非常によい。