chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプのトンデモ訴訟、その2&アリゾナ選挙監査

前回の記事にコメントを頂きましたので、以下にまとめました。Thanks!、

 

FB、Twitter とYouTubeが潰れる!

 

そんなバカな!と皆怒り出すのは当然。しかし復讐の鬼と化し、妄想を信じ、それを本気でやろうとしているのが、あのトランプですよ。

 

このデマこき罵倒老人のツイッターが停止されてから、気持ちいい、の一言につきます。

私達の精神衛生は向上の一途。

 

しかし数日前にはGETTR登場のニュースが出た。これはトランプ版ツィッターです。フリースピーチがプラットフォーム。しかしトランプは彼のツィッターアカウントから反トランプを削除した過去あり。この先が楽しみです。

 

下のニュース記事は今回のトランプのトンデモ起訴が比較的分かり易く解説され、米の主要メディアや法曹メディアの領域をカバーしています。

 

ただ、セクション230の見方については違いがある。

ビッグテック3社はこの法に従って善意の検閲をしたのだから、損害賠償を請求される立ち位置にいない、という解釈が妥当でしょう。しかもこの法ではSNS提供者は通常の損害賠償を免除されている。だからこの訴訟には法的根拠なし。

 

しかしこの法自体が憲法修正第一条に違反か又は中間と見る人も多い。

 

だからトランプ側のセクション230への違憲判決の要求が出てきた。

 

連邦地方裁判所で違憲判決を求めると、控訴裁判所から最高裁での聴取にまわされる可能性が出ている。これは前回のテキサス州検事のとんでも訴訟でお馴染み。今回は超保守のトーマス判事が興味を示していると報道された。

 

しかし、米憲法修正第一条の対象は政府であり、民間の自主規制は自由。だから、この訴訟はまず地方裁判所で門前払いをくらうと法曹関係者の大多数は予想している。

Facebook,Google,Twitterを訴えるトランプ氏の思惑とは?(平和博) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

このトランプ側の訴訟の狙いについて憶測が流れている。一つは先週始めのトランプオーガニゼーション起訴から目をそらす為。もう一つは寄金集め。ここでドンと一挙に金集め、棄却になったら持ち逃げか。返す義務ないですから。

 

日本のトランピストに関して以下の記事が紹介されていた。内容は日米の温度差指摘でしょうが、参考になります。

たしかに日本ではネトウヨがトランピストにへんし~んしたように見える。しかし私にもわけわからん。共通項は中韓バッシングです。

 

日本人トランプ支持者らの哀れな大誤解。自称保守派がアッサリ騙された理由 - ページ 4 / 4 - まぐまぐニュース!

 

アリゾナ州マリコパ郡の大統領選挙監査の結果発表はどうやらトランプがホワイトハウスに復活する8月13日前ではないだろうか?これは私の憶測です。 

 

ここでは大統領選だけでなく、州上院議員選挙も監査されている。トランプは、落選したマクサリー前上院議員も彼と共に復活して上院を取り返す、と公言している。

 

この監査はアリゾナ州議会の共和党上院議員団長により要求され、州から約1500万円が経費として支払われた。しかし、実際の費用は少なくとも2億円はかかっていると想定。州裁判所は、監査側に寄金者リストを公開するように通告している。

 

8月13日の金曜日まであと一か月。

 

とにかくこの先に注目です。