chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプの死闘:ワシは嵌められたァ!?

前回の続きとなりました。というのはこの事件、サンクスギビング前に起こったことなのに、今も騒ぎが収まらないでずーと尾を引いている。トランプのニュースは他にも次々続いているのだが、やはり"ユダヤ人"という名が絡んでいるせいだろうか?とも思ってしまいます。

日本ではユダヤ人陰謀説に大の大人が浮かれている。同じ輩は米にもいます。白人至上主義者はユダヤ人陰謀説の教えをヒットラーから引き継いでいるわけです。

 

昨日11/29には、1/6に議事堂襲撃を指揮、ペンスやナンシーペロシの捕獲を狙った武装グループ、オースキーパーズのリーダー格5人が全員有罪判決を受けた。その内トップの2人の罪名は(国家転覆)扇動共謀罪です。このグループに指令を送っていたのはトランプと、表側から"クレイジーズ"と呼ばれた裏側近だった。だから当然この判決のもつ意味は大きい。トランプのクーデター計画の全貌は、先週MSNBCで特集として報道された。

 

それに悪いことは重なるもので、トランプの連邦税確定申告書過去6年分(2018年度まで)が下院歳入委員会に今日送られた。後は公開を待つばかり。この確定申告書の量がもの凄いらしいが、トランプはこれまで公開を頑強に拒否。この確定申告書を司法省とNY州検察局の双方が調査したがっている。特に後者はトランプの選挙違反捜査を再開すると発表したばかり。これは犯罪捜査で有罪になるとプリズンへ送られる。

 

トランプは2018年まで過去10年間事業損失を理由に所得税を払っていなかった。その上損失前に払った税金の払い戻しまで受け取っていた。現在連邦国税局とこの払い戻し金の合法性について争っている最中です。これはよく知られている事実です。所得が無いのに10年間もどうしてNYで王様のように暮らせるのか? その間、トランプ大学というおおっぴらなぼったくり詐欺をしていた。

 

当然今トランプにかかるプレッシャーは相当なものがあるはずだ。トランプは何がなんでも共和党の大統領指名を得なければならず、その為には下院をMAGA共和党一色で抑える必要がある。サバイバルの死闘はすでに始まっている。

 

しかしだ、昨日、下院議長に選出予定のマッカーシーも、上院の御老体マコネルも、白人至上主義者フェンテスを共和党は絶対に相手にすべきでない、とトランプを間接的に批判。続いて共和党全国委員長も批判。

 

しかしこのディナー事件の"真相"がフェイクニュース=MSNBCから昨日報道された。

それによると、トランプは、見事に"嵌められた"のだそうです。

影で糸を引いたのは、マイロ・ヤノプルスという若いがすでにアタマのおかしいレイシスト。2016年にツイッターから悪質差別攻撃ツィートで締め出された。彼の名はギリシア系ですが母はユダヤ人、なのにナチスに傾倒。この人がカニエ・ウェストの政治顧問でカニエと一緒にフェンテスを送りこんだ。もう一人はカニエの経営する学校の父兄の一人。そしてパームビーチの空港から一行3人をマーラーゴまで運転していったのが地元共和党の選挙コンサルタントだった。しかしこの人はカニエの大統領選に参加する予定だとか。この3人はカニエと一緒だったためマーラーゴのガードが許可しクラブ内に入る事ができた。カニエがトランプと食事を終えるまでバーで待っているつもりだったが、思いがけなくトランプにテーブルに誘われた、と主張。

 

ヤノプルスは同志であるフェンテスをトランプに接近させ、白人至上主義こそが"トランプのベース"と呼ばれる票田でありこのベースがトランプを愛し彼を大統領にまでしたことを決して忘れるべきでない、と伝えたかったとNBC記者に述べた。

下のMBCニュース動画ですがまずは冒頭で、マコネルが、ユダヤ人差別主義者と会って話すような人には大統領はまず無理、とトランプをぐさり。

 

記者によると、カニエはトランプに、あんだが1/6議事堂襲撃を売り物にする大統領候補ならあの事件の逮捕者達にもっと支援金を出せ、と説教した上、私は大統領選に出馬するつもりでいるが一緒に出馬しないか、と持ち出し、トランプは激怒。(皆が私に投票することになっている、とカニエに怒鳴ったそうだ。)そこでカニエが席を立ってディナーは終わった。フェンテスもトランプは彼自身について全然知らなかったと釈明しているそうだ。

 

そうなのだ、ここでも犠牲者はトランプ!

だが明らかに周囲の客はフェンテスが何者であるかちゃんと知っていた。今回は客からリーク。

この特ダネストーリー本当か? 何だか怪しい。

 

カニエこと今はYe=イェは、昨日離婚調停成立で前妻キムKとの子供達に月額2800万円の超大型養育費を払うことになった。これこそ、あの”ゴールドディガー”の歌詞、”18年!養育費で18年の刑!”そのものだが、カニエの資産はもの凄く米では死ねば財産は法的に配偶者のもので子がはいる余地なし。だから養育費としてでも何でも早めに子に財産分けするにこしたことはない。

 

フェンテスはネオナチで大っぴらなユダヤ人ヘイターとして知られている。彼はアメリカはカトリックの国であることを主張。これは自称カトリックのヤノプルスと一致だ。こんなキチガイのたわごとはどうでもいいが、今回の事件でキャンペーンの序の口で大きなケチがついたことは確か。

 

今週の日曜日に故レーガン大統領の娘、パティ・デービスがNYタイムズに意見を書いていた。彼女は自身の子供時代の体験から得た教訓を披露、民主・共和も米市民も、苛めっ子トランプを無視しようと呼びかけた。苛めっ子は周囲のスポットライトを求めてイジメに精進する。トランプにうつつを抜かしてないで今はもっと政策や世界情勢に本腰を入れて報道すべきだと主張。その下には圧倒的な数の賛成コメントが連なっていた。

 

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