chuka's diary

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トランプ速報:共謀疑惑のマーラーゴのメンテナンス従業員初出廷!

米メディアはトランプ起訴ウォッチを続行中。もう秒読みです。

news.yahoo.co.jp

今日7/31(月)、先週7/27(木)にトランプの追加起訴3件のうち2件に共謀したとして起訴されたマーラーゴ・リゾートホテル&ゴルフクラブのメンテナンス従業員監督のデオリベイラ氏(56才)がパームビーチの裁判所に初出廷。ここで有罪を認めるのかどうかという判事の質問に答える予定だったが、例によって首都ワシントンのトランプ派遣の弁護士だけが付き添い、地元の弁護士が見つからなかった、と報告。フロリダ州では州認可の弁護士が法廷で必要なのでプロセス延期となり、来週再出廷。

全くのデジャヴです。

トランプ側の狙いは裁判延期です。この調子だとこのフロリダでは裁判は大統領選後になる可能性が出てきた。デオリベイラ氏は約1400万の保釈金で帰宅を許された。このデオリベイラ氏はポルトガルからの移民でマーラーゴには20年以上勤めあげていた。最初の仕事は客の駐車係でした。そこからマネージャー(管理職)に出世した大ベテラン。どうして事件に巻き込まれ起訴までされてしまったのか?

 

彼の他にも起訴対象者がいた。

たとえば起訴状に出て来る使用人#4。この方はマーラーゴのIT従業員で、デオリベイラ氏はこの人に動画を削除してくれと要請、断られている。ニュースコメンテーターによればこの#4はトランプ派遣の弁護士と縁を切り、司法省と交渉に応じて起訴を免れた、という憶測を述べていた。なおデオリベイラ氏には、FBIにウソをついた、という罪状と、故意にプール水を地下のモニター室内に氾濫させた、という疑いもかかっている。凄い話です。

 

CNNの現地インタビューに応じたデオリベイラ氏の隣人は、トランプに関わった人は必ず害を被る、デオリベイラ氏のように、と述べていた。

 

この機密文書隠匿事件でトランプに騙されて、機密文書はマーラーゴには保管されていないという証書を書くよう部下に命令した大物弁護士はすでにトランプとは手を切っており、この男の逃げ足の速さが評判になっている。

 

上の件に並行してニュースになっているのは、デボン・アーチャー氏(58)の証言です。これは下院のハンターバイデン捜査委員会での非公開セッションとなった。

アーチャー氏は共に投資コンサルティング会社を経営し、先にウクライナ最大の天然ガス供給会社ブリスマの重役となった。アーチャー氏は、後に国内のロビーストとして詐欺罪で起訴され、無罪になったが逆転有罪となった。この間の事情は知りません。この起訴事件でブリスマの重役を辞任した。

非公開なのに、早くもトランプ共和党とフォックスニュースからは、バイデンはハンターに毎晩電話していたのに何も知らないというのはおかしい、2020年のトランプとの公開討論ではハンターのビジネスの内容は知らないと断言、それはうそだった、という非難の叫びが上がっている。

それに対して、民主党側も内容をリークしながら、バイデンは副大統領ではなく一般人で、うそも何も関係ない、と対抗です。デボン・アーチャー氏のWikiは現在削除されている。たしか、イェール大卒でケリーの大統領選の財政担当で活躍し、ケリー元国務長官の信用を得たと記憶している。

ロビースト稼業は金にはなるらしいが、法にひっかかってプリズンへのコースが大物ロビーストに目立つ。どうやらニアミスいっぱいの危険な稼業のようです。ハンターバイデンとバイデン大統領の弟はバイデンが副大統領候補に指名されるまで首都でロビースト稼業をしていた。いわばその道のプロです。

 

共和党はバイデンはハンターのブランドネームだ、と言い張れば、民主党は、ハンターのイリュージョン(=夢幻)に過ぎない、と遣り返す。へたするとこの口争いがこの先来年の選挙投票まで続きそうです。