chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプ:再出馬して、マコネル降ろしに失敗!?

11月15日の昨夜、トランプはマーラーゴの大広間にで′24年大統領への出馬宣言。

 

アメリカを再び偉大で栄光に満ちた国にする目的で私は大統領選に出馬する。

その後40分も続いたスピーチはこれまでのラリーですっかりお馴染みの不平と愚痴と妄想のリピート。トランプは彼自身が大統領になればすべてがうまく治まると主張。悪者は、左翼に不法移民に中国人。リストの項目は彼の気分に応じて付け加えられたりはずされたり。怖いことに、中国人には日本人も入っている。

もうそこには政策もプラットフォームもない。つまり、絶対王政ならぬ絶対大統領政を目指しているのがトランプだ。そもそもトランプ時代がバラ色だったというのなら、なぜ彼は2年前に落選したのか?

 

あのFBIによるここマーラーゴの家宅捜索についても、どうして私が!クリントンや、ブッシュはガサ入れされてない、オバマはごっそり書類を持ち帰った!のにガサ入れなし、と不満をぶちまけた。

そこで、"I am a victim"という犠牲者宣言も出た。

 

ところがそこでNewsNation のキャスターは、ブッシュもオバマも機密書類を持ち帰ってないからだ、と口槍を入れ、トランプのスピーチは中断となった。

驚いたことは、かってドミニオンによる不正選挙をごり押しして巨額の損害賠償を求められているフォックスもキャスターが途中でトランプのスピーチを中断してしまった。大統領候補の言葉として聞くに堪えない、ということだ。さらに、トランプのスピーチに退屈した出席者達がぞろぞろ会場を出ようとしてトランプの要員に押しとどめられたという報道まで出回った。

 

トランプの愛娘、長女イヴァンカは2020と違い父の大統領選運動に加わらないことを同時に表明。これに関しては、夫のクッシュナーはトランプの治世にしこたま儲けたのでそれを失うリスクを避けている、という憶測が追っかけている。それとあの長男ジュニアも不在でした。また親父と喧嘩でもしたのか?という憶測が出回っている。トランプのお気に入りは3男坊エリックというのはよく知られている。下は大統領再出馬を宣言するトランプ。

 

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今日は上院共和党リーダーを選ぶ日。

今回の選挙ではレッドウェーブがくるとは最初から思ってなかった、と嫌味のマコネルにトランプが挑戦。しかしトランプ(76歳)ヨイショの対立候補は10対37で見事に敗れ、マコネル上院議員(80歳)はリーダーの地位を維持。実はこの投票は無記名だったので、マコネルは彼に反した10人を割り出すところだという報道も。ともかくここでトランプの最初の計画がはずれた。

しかし下院は見事にトランプの掌中に入った。これからハンター(バイデン)狩りが始まるそうだ。この先の2年間、米市民は再びトランプの脅威の下に置かれることになりそうだから覚悟した方がいい、というのはフェイクニュースからのアドバイス。

 

下の動画は、"YMCA"にのって踊るトランプ。マーラーゴでもこれがかかりましたが、BGMにとどまりトランプも踊らなかった。この1970年代の大ヒットはホモの方々の米国歌として知られているが、トランプも大のお気に入り。"ホモの方々の米国歌"というのはトランプさん自らの言及ですが、それでもこれが好きで止められない。もう依存症の段階。

ここのスピーチでも強調してましたが、女のゲームに(女型の)男が混じるのはガマン😣できん!フェアじゃない!

ラリーではここで拍手喝采というワンパターン。

フェアじゃないかどうか、そんな事は当事者の女性選手達に訊いてくれ、と私はいいたい。これ、大統領選に持ち出すような重要な政治的イシューですか! 

 

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