chuka's diary

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トランプ速報:メイン州でも大統領候補資格を失った!?🤣🤣🤣

新年を目前にしてトランプの大統領資格有り無しに関する大騒動が米メディアで起こっている。この理由は米憲法修正14条3項にある。昨日の記事を書き終えた後になって、下の騒動が持ちあがった。

 

news.yahoo.co.jp

メイン州は米東海岸の北の果てに位置している。気候も文化も拙居住地である深南部とは大きな違いがあるようです。米語までも違う。これマジです。

 

メイン州セクレタリーとして州選挙の責任者であるベロウズ弁護士は州選挙法に従い共和党予備選候補者の一人であるトランプを修正14条3項に従い反乱を扇動したとして候補者の資格を失ってしまったと判定した。

ベロウズ弁護士は34ページの判定報告書を公開している。

 

この方は以前はACLU(全米市民自由連盟)という強力な人権弁護士団体専属の弁護士だったという経歴があり、バイデンに近いという理由を挙げトランプからは判定から身を引くよう要求されていた。ACLAは民主党支援で知られている。ベロウズ弁護士も民主党から当選した。しかし彼女は法的立場のみからの判定をすることを理由に拒否です。

 

トランプの立候補に異を唱えるチャレンジはメイン州では3件提出された。その内2件は修正14条3項に規定される反乱扇動者であることを理由にしていた。これを持ち出してきた有権者には共和党と民主党の元州上院議員3人がいました。

もう一つのチャレンジは、トランプの今でも2020年の選挙に勝ったと言っている事から彼は今2期目の大統領という事になり来年の3期目大統領選には出馬できない、という奇妙な屁理屈です。米憲法は大統領の任期を2期8年に限定している。

このチャレンジは一人の有権者弁護士からです。当然、これは事実ではないので受け入れられなかった。でも読んでいてつい笑ってしまった。トランプは常に第45代大統領と自称し起訴状にもそう書いている。つまり彼は実際のところ2期大統領として振る舞っているからだ。

 

メイン州もコロラド州と同様にブルーなのでトランプの選挙結果には全く影響なしと見ていい。が、コロラドもメインもプライマリーまでまだ数ヶ月ある。

しかし最高裁による介入があるのかないのか?今の時点では全くはっきりしない。

米最高裁は、保守派判事複数の汚職疑惑があり、今の状態で選挙には介入したくないのではないかというのが大方の見方となっている。

確かに修正14条3項でトランプは資格を失う事になるが、大統領選は州の管理下にある。現最高裁判事のゴーサッチ氏は2012にコロラド連邦裁判事として州の管理を優先する意見を出し、これがコロラド州最高裁の判決文及びメイン州判定に言及されている。

 

だが、メディアを中心に最高裁の直接判断を要求する声が日増しに大きくなってきています。50州がバラバラになってはまずいという理由からだそうだ。