chuka's diary

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裁判から身をひく?元カレの補佐をクビにする?ウィリス州地区検事、判事から選択を迫られる!?

今日3/15の金曜日、朝からメディアは大騒ぎになった。というのは、ジョージア州フルトン郡のマカフィー判事がついに待ちに待った判定を下したからだ。

 

フルトン郡はアトランタを含む大都市部で民主党が強い。

これまでトランプとジョージア州選挙法違反に問われている被告のグループは、法的利益相反を根拠に、ウィリス州検事が裁判から引くこと、判事による起訴取り下げの2点を請願してきたが、最初から訴状の内容がつながっていなかったので何を言いたいのか皆は首をかしげ、弁護士キャスター達は言及をさけてきた。

 

要はスキャンダルの暴露です。

 

しかし、公聴会では、ウィリス州検事があっさり性的関係を認め、おまけに怒り爆発のシーンも登場。このウィリス州検事の最後の💬として、男どもは女のできることはランチのサンドイッチぐらいだ、と思い込んでいる、男と女は平等なパートナーだということがわかっていない、という鋭い批判も飛び出したのです。

 

その上、トランプ側のかなめのスター証人が、二人の関係は単なる憶測だった、と断言したため大混乱となった。

この連日の公聴会は全米でライブされた。私も視聴です。リタイアして暇なのです、あしからず。

 

この証人は弁護士だが、マカフィー判事は彼の証言は全く信用できないと判断した。しかし、判事は、ウィリス州検事に裁判から引くか、性的関係を認めた特別補佐検事のウェード弁護士を除去するかの選択を与えた。

このマカフィー判事は昨日突然にトランプ側被告達に付いている6件の起訴を取り上げないと公表していた。だから今日のこの判定も釣合いを取った政治的なものと見られている。

判事もウィリス州検事もこの11月に選挙を控えている。ウィリス州検事は再選確実だそうだ。

 

判決書によると、ウェード氏を特別補佐検事に雇用した件ではに州からの報酬は私営よりかなり低いので問題ないそうだ。つまりウェード弁護士にとっては州の請負は損なのだ。この人以外になり手もいなかった。なにしろ相手はMAGAですよ。

 

2人が休暇を共に過ごしたこともトランプ側被告達の利害には相反しないという判断です。が、裁判担当検事として問題の行動なのでこの先公平な裁判を続けて行くことに支障が起こるから、というのがこの判定の主要理由だと報道されている。

 

この記事を書いている途中ですでに元カレのウェード弁護士は辞職しました。