下の動画は7/23(火)のカマラハリスのスピーチですが、特に下の部分が全米に拡散され拍手喝采を受けている。おかげでハリスの世論調査支持率はうなぎ登りで、すでにトランプを越えたと報道。
トランプの悔しさが目に見えるようではないですか。
日本では、単にハリスの人気が上がったかのように取られているが、人気急上昇の理由は彼女のスピーチにある。
言うまでもなく英語ですが、ハリスには南部の黒人英語の影響も多分に感じられる。カリフォルニア人には珍しい。それは彼女が首都ワシントンの黒人大学を卒業したことからのようです。その当時私も首都ワシントンに住んでいて、人口90%に近い黒人街だった頃をよく覚えています。今では60%そこそこに下がっている。
彼女の人気急上昇に対抗して、ハリスは『DEIハイヤー』の産物、つまり昔流に言うと『アファーマティブアクション雇用』で実力ゼロ、とトランプがレッテルを貼り大攻撃をかけている最中です。
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‘I know Trump’s type': Kamala Harris tells rally of prosecuting predators and fraudsters - YouTube
下は拙訳です。ハリスは法律用語をうまくミックスして使っている。肉食獣(=predetor)については、大統領候補中に『ホワイトハウスにプレデターがいる』発言で彼女はすっかり有名になっていた。もちろん『ホワイトハウスのプレデター』とはトランプのことで、当時もトランプを激怒させた。今回もそのリピートになった。
>私が副大統領に、上院議員に、カリフォルニア州の司法長官になる前は、裁判所の検察官をしていた。それで、あらゆるタイプの法的加害者(=perpetrators)を相手にすることになった。 女性を虐待する野獣共(=predetors)、消費者を手玉にとる詐欺師達(=fraudsters)、欲に目がくらみゲームのルールを平気で破るペテン師達(=cheeters)。
だから私の言う事を聞いてください、私ほどドナルド・トランプのタイプを知っているものはいない。
カリフォルニア州検事をしていた時に大規模に学生を騙し授業料を取り上げていた詐欺大学を摘発した。ドナルド・トランプも欲で学生から授業料をだまし取っていた大学を運営していた。
検事として、性的虐待の加害者を摘発するのが私の職務だった、しかしドナルド・トランプは性的虐待をして責任を取れという(民事)判決を受けた。カリフォルニア州検事として、ウォールストリートの金融業者の詐欺を摘発した。ドナルド・トランプはNYで34件の詐欺罪で有罪となった。
しかし、この選挙キャンペーンは、単に私たちが反トランプだというのではない。この戦う私達が一体誰なのかが重要なのです。私達はこの先、何とかやっていけるというのではなく、皆がオポチュニティーを得て一歩先を行くことができるという将来を目指しているの者です。・・・・・・