chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプ辞めろ、 の大合唱!?

今日は1月12日、コロナ感染による死者数は37.6万に達しました。昨日から拙州ではワクチン接種がスタート。

 

ところでトランプのアメリカは残り後8日だ。約一週間前の1月6日の議事堂乱入事件の詳細がだんだんと判明してきた。最初から非常に手際のよい事からただの暴徒ではなく実行前に計画されていたのではないか?という印象を受けていたが、やはりそうだった。

 

現場動画でも暴徒の中にヘルメットに防弾チョッキ、戦闘服を着た人が目立っていた。彼らの多くは元兵士、現役の警察官に消防署職員で、中には現役軍将校も混じっていたそうだ。この人達が先頭になり侵入を抑える障害ポイントを次々と崩していったようだ。暴徒を阻止するはずの議事堂警察からも協力者がでていた。

 

つまりMAGA暴徒はトランプカルト、Qアノンなどの陰謀グループ、私設武装ミリシア・グループ、白人至上主義疑似ナチ・KKKグループの連合、が全米から集結した。彼らのコミュニケーションはSNS。トランプ側のSNS は全く疑いもなく驚くほど素直に信じ込んでいるのが共通点だ。

逮捕者の中にはW.バージニア州議員がいるが、この男の家での逮捕シーンがTVで報道された。その時この議員の祖母が外に飛び出し報道カメラに近寄って、"トランプさん、国会議事堂に招待してくれてありがとう!"と叫び、視聴者は唖然。

 

逮捕者の多くはトランプの命令(?)を聞いて突入、とかトランプに招待された、と述べている。

 

下の動画の最初の部分に注目。モールを埋めたトランプ支援者を前に、まずトランプの次男エリックと嫁ラーラ、議事堂にデモをかける必要がある、これで私達の国を取り戻すのだ!と絶叫。

 

続いて長男ジュニアが、皆さん、私達がこれから行くからな、見てろ、面白い事になるぞ、と群衆を焚きつけ、次にはお馴染みジュリアーニ元NY市長。(これまで法廷闘争を続けたが)今日の裁判は戦闘で決めよう、とデモ隊に暴力をけしかけた。

これでジュリアーニはNY州の弁護士資格を剥奪されるだろうと予想されている。

その横に立っているのがリンウッド弁護士。この男はドミニオン謀略訴訟のシドニーパウエルとコンビを組んでいた。

リンウッドの声はこの動画に入っていないが、ここで、裏切り者ペンスを処刑せよ、と気勢を上げた。

 

次はいよいよ親分トランプ。

弱虫には国は取れない、強くないとだめだ。私は皆と一緒に議事堂まで歩いていく。そこで待っててくれ、と。

 

 


Nick: Wednesday’s Riot Was ‘The Most Destructive Thing I Have Ever Seen A National Politician Do

 

その直後にトランプ一家は特別テントに戻り、設置ビデオを皆でモニター。そこには、トランプ、イバンカ、メドー官房長官の顔も見える。

MAGA暴徒が議事堂に突入して、皆ニコニコ顔。トランプに声かけられ勝利ダンスを踊り出したトランプ長男ジュニアのフィアンセ、キンバリー、カメラに向かい、私達は正しい事をした、と言った。

nい、www.youtube.com

今朝トランプはテキサス州国境の壁を前に最後のハイ・ポーズというわけでエアフォース#1で朝早くお出かけ。それまでこの卑怯者はホワイトハウスに隠れていた。

 

乗り込む前にフォックスニュース記者に、私は何も悪い事はしていない、ただ不正選挙に抗議するデモ隊を口で応援しただけ、暴力はよくない、と述べた。

しかし、議事堂乱入者はトランプの命令でした、と言っている。

 

このメキシコ国境壁はトランプが建てたのではなく、古くなった壁をトランプ好みに修復しただけのしろもの。事実はトランプが建設した壁はない。

このリオグランデの近くはコロナ感染が酷いところでもある。地域側は、迷惑だ、と感染を警戒している。

 

しかしリオグランデ一帯にはとても素晴らしい国立公園が広がっており、ランチは目の前のリオグランデ河をボートで渡ってメキシコで食べられた。だれも咎める人はいなかった。こんなところに醜い壁作るな!