遅くなりましたが、まず
Congrats 松山君 on winning your Masters!
松山秀樹のビクトリー・スマイル、本当に爽やかです!
しかし、またまた
バイデン、すわ失言?か!
と、この朗報がちょこっと政治的に問題となった。ちょこっとというのは、SNSで騒いだのは米の残滓トランピスト達だからです。下の動画は問題の部分です。動画の下部にはバイデン・ヘイトのコメントが延々と続いている。
https://www.youtube.com/watch?v=0Lk2pLu62A8&lc=UgzUMdHF3V2JoUKi72x4AaABAg.9MG4wkZtHiL9MMjC_qoKlD
4月17日、ホワイトハウスのローズガーデン。日米首脳の共同記者会見。
>ヨシ(=菅首相)、あなたがどんなに誇りに思うことか。日本の人達がどんなに誇りに思うことか。・・・あんた達の"ジャパニーズ・ボーイ"がこっちにやってきて、さてどうなったと思う? 彼はマスターズに優勝したんだ! 彼はマスターズに優勝したんだ! グリーンジャケットを勝ち取ったんだ! ミスター松山は日本人選手として初めてグリーンジャケットを家に持ち帰った・・・
松山秀樹29歳、を『少年』と呼んでバカにした、この時のPMスガのギョッとした表情を見ろ、日本に対する屈辱だ、おいぼれ認知症のバイデン、とトランピストは非難をあびせた。
この時同時通訳がどう言ったのか、知る由もなし。
"Boy"はまず少年と訳されるが、それだけではない。
父親から"my boy"と普段言われている人の反撃ツィートでは、父親は80歳で彼は60歳近いそうだ。boy は若いもんという意味で年寄りが頻繁に使っている。
日本でよく知られている(いた?)のに、" boys be ambitious" (=青年よ大志を抱け)がある。だがここでは少年ではなく若者=青年を指している。これは札幌農学校の第一回卒業生に贈られた言葉だから、卒業生は若くとも22歳前後だと思われる。
最近のアフガニスタン撤退について、"it’s time for our boys to come home" というのがコメントにあって、ここでは米軍一般を指している。もちろんその中には十代のプライべート(=新兵)から50歳代のゼネラル(=将官)までいる。
だからバイデンの"boy" は口語としては一般的だが、面と向かってそう呼ばれて怒ってその場で職を去った人も知っている。特に自分と同等かそれ以下の人から言われるとムカつくのだ。
素晴らしいのは日本人は米では10歳若くみられるのがごく普通。だから松山さんは十代に見られているに違いない。しかも年をとるにつれ、その差が開き、最後は20-30歳若く見られる。これなどは嬉しい限りではありませんか!
実は"ボーイ"発言よりもっとおかしいのは、バイデン氏の会見ののっけの言葉だ。
"グットアフタヌーン、PM(=日本の首相)はここで日を登らせた、だから何でもござれだ。・・・・"
思わずクビを傾げざるを得ない、冗談にしてはひど過ぎる、とマジで指摘する米人が少なからずいた。おそらく日本通の人達なのだろう。確かに日本は 英語で" land of rising sun" なのだ。なるほどバイデンさんの言い方は独特でおもしろい。