chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプの候補、ガールフレンドを中絶させた過去が明るみに!?

共和党上院リーダーのマコネルが、トランプの立てた議員の資格に欠ける泡沫候補のせいで上院は負ける、と発言し、怒ったトランプは即、"ブロークン・オールドクロウ"(毀れたケンタッキー産安バーボンの瓶)マコネルに"クレージーワイフ"、と共和党きってのパワーカップルをこき下ろした。

そしてついに今回のマコネルの中国系夫人への人種差別発言が飛び出した。これには保守系のウォールストリートジャーナルも"行き過ぎ"とトランプを非難。

このマコネルがあげつらったトランプの泡沫候補の代表がジョージア州上院議員候補。今回の"オクトーバーサプライズ"はこの候補のスキャンダルの暴露です。

 

ジョージア州上院議員候補のハーシェル・ウォーカーはすでに元プロの大フットボール選手としてすでに伝説的存在となっていたのだが、現民主党上院議員のラファエル・ワーナックの対立候補としてトランプの👀に止まったお気に入り非白人の一人。

 

両候補共に黒人だが、ラファエル・ワーナックは牧師。しかしこの人も共和党側から私生活についてゴシップを掘り出されて苦戦。何しろウォーカー候補のファン層は非常に厚く、人種も政治も超えている。しかもウォーカー候補は政治のアマチュアでスピーチは無理、と民主党側からケチをつけられていたように言葉が出てこない。だがその方が信頼できると人気を集めていた。その点でもトランプの戦略は恐るべきものがある。

だから予想は半々だった。ジョージア州では各候補の投票率が50%に満たないと決戦投票に持ち込まれる。

しかし、ついにフェイク・ニュースメディアの一つがオクトーバーサプライズにふさわしいスキャンダルをものにした。

 

全米中絶禁止法の立法化を推進する中絶禁止強硬派のハーシェル・ウォーカーは、2009年に彼自身のガールフレンドを中絶させていた!

 

この女性は中絶クリニックに払った$575(=約83000円)のレシート、ウォーカーからの病気見舞いカード、それとやはりウォーカーからの$700(=約101500円)振り込み小切手を証拠としてレポーターに見せた。彼女によるとレシートと銀行振り込みの差額$125は交通費等のその他の雑費に使ったとのこと。この報道に対して、ウォーカーは、元ガールフレンドを知らぬ存ぜぬで押し通している。だが全米でもっとも注目を浴びたのは、実の息子、クリスチァン(23歳)からの父親をボロクソに貶す動画。

これが下です。

 

父ちゃんには4人の子にそれぞれ4人の母がいても育児は一人もしたことがない、外で他の女とセックスに夢中、家族尊重なんてとんでもないでたらめ!

父の言ってることは全部ウソ!

また別の動画の続き部分では、ウォーカー候補はDV夫で母と彼自身を散々苦しめた、と告発。

 

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=kKufsVUGERU

フォックスをはじめとするトランプヨイショ・メディアに出てはこの女性には全く会ったこともない、と主張するウォーカー候補に、昨日レポーターは再びの暴露記事のお見舞いに出た。

 

実は中絶した女性はその後ウォーカー候補の子供を産み彼もその子を認知していた!

まさか養育費まで払っている我が子の母を知らないはずはない。しかしだ、このトランプのお気に入り候補は今日もなお、知らぬ存ぜぬ、を続けている。

さすがに今日、ウォーカー人気は急降下だそうです。

暴露記事の下には、これも民主党の陰謀、というコメントが結構👀につきました。

中間選挙まで後わずか一か月!

だが雰囲気はもう内戦です。