今や "レイプ" は完全に日本語化し意味は誰もが知るところとなった。レイプは詐欺、窃盗、殺人等の犯罪の一つとして認識されている。拙ブログでもレイプは刑法上の犯罪
として取り扱っています。
前回で指摘したように、詩織さんは山口氏の力でTBSに採用されると信じてしまった。山口氏に要求されて送った履歴書、採用後のVISAの手続きの話が詩織さんをそう確信させた。
山口氏はわざわざ日本語の履歴書を送るよう指示。
その為詩織さんは、日本語の履歴書とカバーレターを山口氏に送っている。彼女は全く真剣だった。米の就活では、レジュメ(履歴書)と志願者の志望や抱負を短くまとめたカバーレターをセットで提出するのが通常です。
この履歴書が山口氏の手元に残っているところから、米TBSインターナショナルの人事課に送られた形跡はないようだ。
かなり詐欺っぽいです。がこれも山口氏の親切心が原因、と全く正反対の事を言って彼を擁護している人も多いのです。
事件発生日の4/3(金)にはすでにTBSから出勤停止の処分を言い渡されていた。
これは調査結果によって正式の処分が決定される前の一時的命令で、山口氏の場合は有給でした。しかし会社の命令は命令です。山口氏は事件前も後も依然として支局長のように振る舞い、詩織さんに社員のポストを会社と交渉しているなどというメールを送っていた。
わざわざワシントンから東京本社に呼び出され、懲罰委員会にかけるという警告を受け自宅謹慎を受けたが、山口氏には事の重大さは伝わっていないのだ。
これは韓国軍慰安所特ダネ事件にも共通している。
リベラルの牙城、オバマのホワイトハウスにはベトナム戦争時の慰安所を振りかざすネトウヨ記者はお呼びでない。彼の"特ダネ"で恥をかくのはTBS。TBSの山口処分は迅速そのもの。
山口氏は利用された、というのが拙印象です。この期間、裏で日韓政府は慰安婦合意を協議していた。まさか、このタイミングを利用して安倍の特攻隊となって玉砕も覚悟だったのかどうか、全くの疑問です。
伊藤詩織レイプ事件は東京シェラトンホテルの密室で発生した。
双方のストーリーには、これが同じ事件かとまで疑いたくなるほどの違いがある。
だから、どちらかが嘘をついている、というのが論理的帰結となってしまい、ネット上で熾烈な論争が展開した。これはあの慰安婦や竹島紛争の繰り返しです。ここでのネトウヨは山口氏擁護派の女性達だそうです。
この事件のタイムラインは夜中の12時過ぎから朝の5時半まで約5時間半の間。
詩織さんは、ビンジドリンキング(=binge drinking、2時間以内に5杯以上のアルコールを飲む)をしてしまい、重症のアルコール中毒症状に陥った。しかし、詩織さんはデートレイプドラックをもられた疑いを強く主張した。
詩織さんがホテルへ到着した時には泥酔し アルコールによる中枢神経機能への影響により "心身喪失状態"(=Altered Mental Status ) だった。この事はホテルのモニターで明らかです。酔っているから山口氏に抱えられて歩かざるを得なかった。これは双方が認めている事実だ。
心身喪失状態(=Altered Mental Status) は通常とは違うと認識される該当者の精神状態のことで、昏睡状態から一時的な異常言動まで幅広いのだが、この間通常の判断力に問題があると見られている。
日本の刑法では、心身喪失状態での陰茎の膣挿入はレイプを構成している。口腔や肛門への挿入も同様です。
山口氏の動機は、二人が事件後も続けたメールで明らかだ。
4/18
≫ 私もそこそこ酔っていたところへ、あなたのような素敵な女性が半裸でベッドに入ってきて、そういうことになってしまった。お互いに反省するところはあると思うけれども、一方的に非難されるのは全く納得できません。
山口氏の東京シェラトン・ホテルのルームにはベッドが2台。ルームは反詩織さん攻撃サイトで公開されていた。フルサイズ(シングルサイズより大きい)のベッドがサイドテーブルをはさんで並んでいる。
山口氏はシェラトンに3晩宿泊していた。このシェラトン、ウェブサイトではルームはすべて2人用で値段も人数ではなくルームでチャージという一風変わったホテルです。ベッド一つの部屋は2人用としてキングサイズベッドがどんと鎮座。キングサイズベッドはフルサイズベッド、つまり山口氏のベッドを2台合わせた大型サイズのベッドで、米では超肥満人向けでもある。別名、ビッグ・ボーイ・ベッド。
山口氏はドアに近いベッドだけを使っていた。だが事件の当夜、詩織さんはこのベッドを占拠。山口氏はベッドメーキングされたまま手付かずのもう一台のベッドに横になった。
山口氏によると、詩織さんの髪にはゲロが付着、だからもう一つのベッドの方に寝ざるを得なかった、と述べていた。だがこれは"仮眠"だそうで、全くシーツの中に入っていなかった。
ゲロがついていようがいまいが、この場合、別々のベッドに寝るのは当たり前ではないですか?
ところが詩織氏が突然起き上がり、ブルーのキャミソールとパンティ(ビクトリアズ・シークレット説ありあり)という下着姿でバスルームに。
仮眠中のはずなのに山口氏は彼女のセクシーな下着姿をばっちり目撃ということです。
詩織さんが下着姿だったのはルームに入室するなりゲロを吐き散らし、バスルームに駆け込み、そこで眠りこんでしまっていたので、山口さんはゲロのかかった黒ブラウスと黒のスキニーパンツを脱がせた、と述べている。
山口氏は詩織さんの下着姿に欲情してしまったのだ。
だが、メールのように詩織さんは山口氏の寝ているベッドに入ってきたのではなかった。
山口氏は民事裁判でこの事実を認めた。
山口氏:伊藤さんを責めるために書いたものですけど、ここ表現が不正確かもしれませんけれども、それは私が本来寝ていたベッドという意味です。
詩織さん弁護士:そう読めますか。
山口氏:私はそう書いたんだからしょうがないですね。