8/3、トランプDデー、トランプは首都ワシントンの裁判所に出廷したのだが、そこで判事から証人達を脅迫したり金銭を与えたりの不法な裁判介入をしないよう言い渡され、イエスと答えた。
しかしそれから24時間の内に、下の報復メッセージを彼のSNS truth social にカキこ。
If you go after me, I am coming after you!
わたしをやっつけようとしくんだら、必ず仕返ししてやるからな！
まるでマフィアの親玉です。
それで昨日夜、ジャックスミス特捜検事は裁判所にトランプに対する規制願いを提出。検察側はトランプ側に証拠の宣誓証言を引き渡すことになっている。これらは膨大な数にのぼっている。この請願書によると、トランプは以前に非公開裁判書類の内容をSNSで勝手に公開してしまった例があること、今回のSNSのカキこは証人達に対する脅迫であること、だから判事に、トランプが証言内容を絶対にSNSで公開しないこと、証人達を脅迫しないことの２点を要求した。
この裁判の検察側証人達はほぼ全員がつい最近までトランプの為に働いていた共和党員です。だからトランプの恨みはいかほどか想像できるというもの。トランプがこの人達の名前を公開でもしようものなら、カルトが住居まで押し駆けてきて嫌がらせをすることは目に見えている。これまでトランプはオバマ元大統領を始め関係者の名と住所をどしどし公開してきた。その為に多くの人が身を隠し、家族の安全を怖れ、辞職までするはめに追い込まれてきた。
大統領再選など、とんでもない。プリズン送りが身の程にピッタリです。来週あたりにはジョージア州から州選挙法違反でまた起訴が続きます。
これを受けた判事は、早速トランプ側の弁護士に月曜日の午後５時までに返答を要求した。トランプがこれ以上脅迫や証言公開をすると、最悪はトランプの身柄拘束だそうです。果たしてそこまで事態が進んでいくかどうか？ 先は見えません。トランプは全くブレーキの利かない人です。今回も弁護士に規則は守る、と言わせておくことはほぼ確実ですが。
