chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプ速報:タッカーと一緒にライバルのこき下ろし

今日8/23(水)は共和党大統領指名候補者の討論会がウィスコンシンで開催。そこにはトランプを除く8名の候補が結集した。親分トランプは開始時間より1時間前に、すでに X (=ツィッター) で番組拡散でした。下が全体46分の動画です。

 

日本のトランプカルトの皆さん、遠くから、『寅さんが~』などど勝手に妄想しないで、生の声から判断するべきです。

 

今日の米トップニュースは、何といっても、プーチンによるライバル、プリゴジンの暗殺だった。ライバルの存在に我慢がならないのは、このトランプも全く同じ。

最初から一人一人を名指しで蔑称しこき下ろす。もうソシオパスの顔むき出し。私達のようなフツー人には異常です。しかし、トランプはこーゆーのにトランプカルトが大喜びと確信している。

 

まずは、共和党指名候補者で反トランプの先鋒者、アサ・ ハッチンソン元アーカンソー州知事、とクリスティー元ニュージャージー州知事でスタート。

アサは旧約聖書の中の預言者の名で、クリスチャンにとってはいい名ですが、トランプは悪意をこめでエダと言い換えている。聞き手のタッカーカールソンは、なぜそう呼ぶのか、としかとです。これももう有名になっているのだが、タッカーは知らんぷり。

 

アサはAsa、エダはADA、で、後者は身体障碍者の略語です。トランプの敵、ハッチンソン氏はクリントン元大統領の弾劾をリードした元共和党重鎮だった歴史的人物。だがトランプは、ハッチンソンは無能知事で大統領指名候補をする資格がない、とまでこき下ろしです。しかし、さすがにエダの理由は言えなくて、これを言えば叩かれるから、とタッカーカールソンに断って逃げた。ソシオパスは常に狡猾に振る舞う。

 

クリスティーについては、過去の複雑な関係はよく知られているが、ここでは、例の、仕事をやらなかったから恨まれた、のリピートです。

それにしても次々とこき下ろすライバルの名が登場するのには辟易します。聴いている方には単なるライバルですが、トランプにとっては深いヘイトの対象という事がわかる。クリスチャンの教えとは全く反対の立場です。

 

今回彼の言及している唯一の政策らしきもの、メキシコ国境の壁、の根源は移民ヘイトが根底にある。そういうトランプ自身も父はドイツ移民二世だし、母はスコットランドの貧民移民でNYでメイドをしている時に、駆け出しの土建業者だったトランプの父に見初められ結婚という玉の輿女性でした。移民が移民を排斥というのも米では珍しくない。近親憎悪にも似た感情が原因のようです。

 

ヘイトの対象として、ブッシュの名が家ごと入っている。ハッチンソンはブッシュ家の一味だとも示唆している。こき下ろしの合間に筋の通らない話を挿入している。

この番組で一番ばかげているのは、何といっても『 crooked Hillary』です。発音は、クロケッド・ヒラリー、が一番近い。これもトランプのリピートの一つです。crooked は米口語で、歯並びが悪いと、整然としていない、歯列が歪んでいる、という例に使われる。人物では、アタマが歪んでいる人で犯罪人を指す。トランプはヒラリーを犯罪人とレッテル貼りしてきたが、ここでめでたく引退。それでcrookedはジョーバイデンに引き継がせた、と得意そうに説明している。

 

ソシオパス丸出し!

 

 

 

特に今やトランプの天敵となった、バー元司法長官に関連してNYの留置所で縊死したエプスタインの話が突如飛び出した。過去には2人一致でエプスタインは他殺だったという陰謀説を唱えていたが、ここではトランプはわからない、と逃げた。とにかくバーは調査をしなかった、と非難の矛先をちゃっかりバーに向けている。これにはタッカーカールソンも驚いた様子でした。

 

対照的なのが、1/6議事堂襲撃暴徒の認識だ。彼らは『愛とユニティ』のシンボルだと主張。この発言は、米の裁判判決、扇動罪(加担)で有罪、と全く正反対です。

もちろん、ここでも、不正選挙はあった、彼は何も悪いことはしていない、を番組中リピートです。この老人の裁判の行く先はどう考えても刑務所以外には考えられない。しかも、そこは元政府要人専用の特別待遇です。

 

 

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