chuka's diary

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続・ バイデン :高齢性記憶力喪失でついに起訴を免れる!?

バイデン大統領を起訴しない、というハー特別検察官の報告書の評価は、バイデン、トランプで真っ二つに分かれている。しかし面白いのは、トランプ側からの不起訴に対する強い抗議はほとんどないも同然。

 

報告書でも繰り返し強調されていたが、大統領、副大統領は関連公文書所持違反に関して正直に応対しFBI捜査に協力すれば起訴されないのが慣例となっている。やはりバイデンと同時期に機密文書が自宅で発見されたトランプの副大統領ペンスなどはとっくの昔に不起訴処分となっていた。だから、トランプだけが犯罪の意図あり、と見なされ史上初の起訴された大統領となった。

 

検察官による記憶力の評価は、バイデンとの5時間ものインタビューの最中に起こった。それは2日間にわけてなされた。だが、最初に、バイデンが with poor momory、つまりよく覚えていない傾向の人、という印象を得たことから、裁判でも陪審は一致して有罪にしないので起訴しても無駄、という結論に達したと書いていた。不起訴の理由は、証拠不十分と報告に明記されているにもかかわらず。

犯罪人が当人の記憶の不確かさで不起訴処分になることは前例がないことです。

 

下の動画は不起訴報告発表の日に、会見でカンカンになったバイデン大統領の様子。

01:20 私は私がやっていることを知っている(これは喧嘩の決まり文句)!私の記憶力は問題ない!

バイデン大統領は彼の長男が脳腫瘍で亡くなった日時を憶えていなかった、と書かれた点に対しては、

よくもこんな質問をしおって、というのがその時の感想だったが、こーゆー質問は彼らの仕事とは無関係だろうー!

と激怒もあらわ。

02:11 私には、私のスタッフが言った通りにしていなかった事に対しての責任がある。私の家や車庫から機密文書が出てきたのは、実際のそれらを運んだ私のスタッフのせいだ!

02:39 私は違法な事はしていない! 

このあたりでフォックスを先頭とするトランプ側の記者達から質問攻めにあい、これで会見は終わり、となった。しかしだ、壇上から数歩離れたところで、突然くるりとUターン。ガザの状況について伝えたいことがある、と言うのだ。しかし、ここでもエジプト大統領を、メキシコ大統領と言い間違えてしまった!(最後の部分は下の動画ではカットです)

 

とrwww.youtube.com

 

言い間違いやうっかり失言を英語でギャフ、GAFFE、と言う。日本でも麻生氏のような失言王がいますが、バイデン大統領はいわばこの麻生氏のアメリカ版です。1990年にはすでに上院の失言男としてよく知られていた。しかし、最近は頻度が増しているという印象です。

だがバイデンのギャフがどの程度実際の認知能力に影響しているのか、確実な評価はない。

今日はある著名な弁護士キャスターが、彼の記憶問題の解決はプランB!と呼びかけていた。私も全く同感です。

 

一方のトランプにはプランBはいらないのです。トランプ王国の継承者は、次男エリックですから。トランプは今日、エリックの妻、ララがマクダニエルの跡をついて共和党の女性議長に就任することを発表した。