昨日3/31(日)はイースター(復活祭)でした。イースターはキリスト教徒にとってもっとも重要な祝日だと言われている。キリスト教信仰は、主イエスの復活を信じるということが共通の基盤となっているからです。
今年のイースターの直前にトランプは新しいトランプブランドの製品を発表。
なんと聖書!です。
トランプは彼ブランドの商品発売に取り憑かれている。ここまでくるともう病気。
今年の2月には限定版ゴールデン・バスケットシューズを6万円で売り出しあっという間に売り切れた(トランプ側の話)。これをeBayで135万円で買ったという若い実業家も現れ話題をさらった。トランプばかりを責められない。自由市場の需要と供給です。
その時、トランプ・オーデコロンもちゃっかり発売している。
トランプ氏が聖書を販売、キリスト教信者からの非難相次ぐ(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
しかし、彼の聖書はパクリ❕
トランプは『God Bless The USA』聖書というキャッチフレーズで 同名ソングの大ヒットで有名なリー・グリーンウッドの協賛を得た、と大得意!
しかし、この聖書はリー・グリーンウッドが2021年から売り出しているもので、値段は$49.99とトランプのより1500円安かった。
聖書はインターナショナル版がどこでも広範に読まれている。しかしトランプのはキング・ジェームズ版で文体が古式で難しい言葉が使われている。
トランプのがキング・ジェームズなのは、名前の通り古いので使用料を払わなくてよいからだそうだ。
トランプは本はおろか書類などはまともに読まない大統領として側近の間で評判になっていた。ディスレクシアではないかという疑いが出ている。ディスレクシアは米ではかなり多いです。それでも高校の数学の先生をしている人の例もある。うまく隠すことは可能なのだそうです。
トンデモない詐欺師です。
Make America Pray Again ❕
確かに、クリスチャンの信仰は聖書と祈りですが、
米市民も宗教関係者もこれにはさすがに唖然です。新約では信者のふりをした詐欺師を警戒するように警告している。
下はトランプ所有のSNSで拡散された宣伝動画。口先のうまさには勝てないです。
下はグリーンウッドの大ヒット曲、『God Bless The USA』のMV。
トランプはこのカントリーソングを常にラリーで流している。MVは20世紀後半に起こった米中西部の白人小農家の苦難をテーマにしている。当時はこれが政治的に盛り上がった。
実は1980年頃はまだ一家が毎晩大テーブルに集まって手作りのディナーを食べるという習慣があった。MVのシーンのように、一家の主人は長テーブルの一方に陣取っていた。女性がホームメーカーだった古きよき時代でした。