前回からの続きです。下のがトランプ大本営発表！
え！ 何の事はない、詐欺師トランプに逆戻り。
今回売り出したのは、彼自身の顔を挿入したデジタル式NFT(Non Fungible Tokens)トレカ（＝トレードカード）です。
≫ハロー、皆さん、私はドナルド・トランプ、あなた方御贔屓の大統領でございます。私を常日頃より、リンカンよりもワシントンよりも御贔屓に思ってくださっていることと期待しております。ここで重大ニュースを発表いたします。私にとって最初の私自身による公式のNFTコレクションをここで今発表いたします。これらは、トランプ・デジタル・トレーディングカードでごさいます・・・・
画面ではいろいろ憶測が流されているが、その一つが資金不足！？
だが、トランプはあの大統領選に敗戦していらい、約＄150,000,000($1=137円だから約205億円相当）を政治献金としてかき集めていた。が、今回の中間選挙で使ったのはほんのわずか。いくら彼自身が立候補していなかったからといって、彼が熱烈に押しまくった候補にもほんの涙金しか出していないと悪評判が立っている。しかも、トランプは大統領選再出馬を一か月前に発表しこのトランプ・トレカも選挙資金へと銘打っているが、選挙チームの結成は今のところ無し。だから稼いだ金は当然トランプ個人の費用になるはず、というのは天敵フェイクニュースの面々。
このカードは一枚$99．しかし投資用に買っても儲かるという保証は全くなく、98％はただとなる、というのがまともな予想です。デジタルなのでネットへのアクセスを失えば無くなります。サイトが無くなればデジタルカードも終わりです。
過去にトランプに投票した人々も、支持者をバカ扱いしている、とカンカン、というのはフェイクニュースより。
しかし、トランプはトランピアンなクリスマス・プレゼントとしてプロモーションに余念がない。動画の最後に出ているbroke +pokemon を組み合わせた
Brokémon がきいてます！
たいしたものです。トランプのはライセンスディーリングというもので彼自身は彼の名（ここでは顔写真も）の使用権利を販売政策会社に売った。トランプは一円も制作コストを払っていない。しかもデジタル・トレカを買い損した人には全く責任なし。将来希少価値を得ると期待する方が悪い。実は現在高価な値で取引きされている野球選手のトレカは、大昔のガムの景品だった。柳の下のドジョウを狙い二束三文のトレカを集める人ももの凄く多い。そういうのは夢を買っているわけです。
トランプは 今や Laughing Stock （笑いもの）になった。バイデンまで容赦なくトランプを茶化している。このバイデンですが、トランプが出れば彼も止めないという負の連鎖を続けるようです。
来年早々、トランピアンなMAGA共和党下院議員団が下院を掌握する予定になっている。その為の前哨戦がすでに始まった。今回、トランプの元首席補佐官だったマイク・メドウズの携帯メッセージがリークされた。これは1/6委員会に提出されていた。それによるとすでに34人の現職下院議員が、軍制圧をしろ、選挙結果など覆してトランプを大統領につけろ、等の過激メッセージを送っていることが発覚。彼らはいわばガチガチのトランピアン。これらの現職下院議員への対応がにわかにクローズアップされている。
来週の月曜日には1/6議事堂襲撃下院調査委員会の最後の会合が予定され、結論が公表される。そして同週の水曜日には、報告書が発行される。これは"トランプのアメリカ"の終焉の一つの道標となるはずです。
