この事件は2018年10月に、お馴染みハンターバイデンの滞在先、デラウェア州ウィルミントンの亡くなった兄のヨメの家で発生。
故兄嫁とハンターは、兄の非業の死の後、一時的に非常に近い関係にあった。これは当時バイデン大統領自ら公認の関係でした。
この日、第六感に導かれてハンターのトラック内部を捜した兄嫁は、リボルバー(ハンドガン)を発見。驚き慌てて、近くの行きつけスーパーの入り口前に置かれていた屑入れに問題のリボルバーを黒色のナイロンバックに包んで投げ込んだ。
このガンは、ハンターが11日前にやはり近くのガンストアで買ったものだった。
しかし、彼女がハンターに告げたのは数時間後。
ハンターに取り返してくれ、と言われ、スーパーのトラッシュカンを捜したが、リボルバーは消えていた。
それでまず、スーパーのマネージャーに連絡、マネージャーが地元警察に連絡した。このスーパーの向かい側に、ハイスクールがあるので、警察は特に関心を抱いた。犯罪に使ったのか、と警察に詰問されたハンターは、兄嫁は自殺を怖れて捜した、と答えた。
数日後にリボルバーは戻った。このスーパーのゴミ箱を漁り空き瓶を収集している老人が届け出たからだった。
ハンターは合法的にハンドガンを買った。
今日の州法では銃購買者は事前に書類に署名することが義務付けられている。その中で、マリファナ、コケイン等の違法ドラッグの中毒ではない、ということを宣言しなくてはならない。ハンターもそれに従っていた。
検察側のこのハンドガン違法所持の根拠は、ハンターバイデンは違法ドラッグ中毒だった、証拠はハンターの回想録" Beautiful Things" 2021、だ、と主張。ハンターは違法にハンドガンを買った、先月の司法取引は消滅したので、起訴の意志を公表した。
事件については下のPOLITICOの原文記事に詳しいが、複数個所情報エラーを発見した。POLITICOは米の主要政治メディアの一つで常に綿密なので高評価を得ている。だがこういったエラーは必ずどこのメディアでもある、ということです。
Sources: Secret Service inserted itself into case of Hunter Biden’s gun - POLITICO