chuka's diary

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トランプ速報:下院議長追放の陰で糸を引くトランプ!?

news.yahoo.co.jp

 

フロリダ地区を代表する若手のマット・ゲーツ下院議員の議長追放クーデターの目的は親分トランプの下院制覇だ。これは大袈裟な誇張ではなく真実だ。事態は深刻、非常に遺憾だ。トランプは下院の僅差マジョリティを最大限に活用し下院の機能をマヒさせようとしている。

 

今やトランプは復讐の鬼。暴言を吐き続け米市民全体に対して事実上の宣戦布告をした。

 

誰が言いだしたのか知らないが「右派強硬派」という誤解を呼ぶレッテル貼りはやめてもらいたい。マッカーシーは彼ら正統トランプ信奉者にとっては、「ネバー・トランパー」、つまり日和見の非正統なのだ。民主党と妥協し45日間暫定予算を通して政府閉鎖を防いだマッカーシーは日和見にしか見えない。彼のせいで政府閉鎖をめざし国を混乱させようとしたトランプの目論見がはずれた。親分の意を汲んでいないのだ。

 

マット・ゲーツが2016年の下院議員当選後、エスコート女性とのパーティセックスとコケインにのめり込んだことは有名だ。ゲーツのパーティ仲間は女性斡旋(=人身売買)で10年の実刑をくらった。しかしゲイツ捜査は今年の3月に打ち切られた。検察側は裁判で有罪にはならないだろうと見たからだそうだ。

 

今回下院の倫理委員会でこの人身売買と選挙資金疑惑の捜査結果が公表される可能性があり、それが彼の動機かという憶測も流れている。上の意見記事のように、メディアではマッカーシーを切って捨てたというので民主党に対する批判も出ているが、現時点ではほんのわずかだ。下院多数の共和党議員団に解決能力がないのであれば、もうどうしようもない、と見られているからだ。

 

現在2人の新議長候補が出ている。一人はマッカーシーの盟友の前副議長とバイデン弾劾の先頭に立つジム・ジョーダン。トランプの意図は当然後者にある。ジム・ジョーダンは1/6議事堂襲撃に関連してトランプに恩赦を要求した、と下院捜査委員会に報告されている。

 

来週投票となるが、話をつけに親分トランプがワシントンに乗り込んでくるという報道がメディアを賑わしている最中。まるで超大型ハリケーンの上陸前のようだ、というコメントが出回っています。